最近ユウトが、昼間は元気なのに、夜に急に熱が上がって（３８度台）、セキをするという症状が続いたので、先週末に医者に連れて行きました。
そのちょっと前に風邪をひいていたので、それがまたぶり返したのかと思いきや、なんと「マイコプラズマ肺炎」というウィルス性の肺炎だったことが発覚。
病名を聞いたときは「なに～！！入院か？！」と驚いていたのですが、在宅で抗生物質を服用することで治るとのことだったので、ひとまず胸をなで下ろしましら。
しかし、特に自分の体調を言葉でうまく表せないうちは、たかが風邪、とか思っちゃだめですね。土曜の夜あたりからおかしいなぁと思い、日曜日に開いている小児科に行ったのですが、月曜日まで放っておいたら・・・と思うと背筋が寒くなります。
多分、保育園でもらってきたのでしょう。知り合いの他の子も、みんな保育園や児童館で風邪をもらって来るようです。で、一通りメジャーな風邪をひいて、免疫ができて風邪を引かないようになるようですが、保育園とか児童館での感染は何とかならないのでしょうか。
小生も幼稚園の時よく風邪を引いたのは覚えていますが、39度超の熱が出るような風邪はせいぜい幼稚園通園中にせいぜい１、2回だったように思います。ただ小生は幼稚園の年中から入園したのですが、今のユウトはそれより2学年下なので、まだ抵抗力が弱いのかも知れません。もしそうだとすると、2歳くらいからの保育園、幼稚園入園も考え物ですね。
それとも何かと「抗菌」物が多くなって、子供が普段から清潔な環境に居過ぎるのも影響しているんでしょうか。
そういえば、インドネシアあたりで子供がきたない川で泳いで遊んでいて、生活用の水もその川から取っているというTV番組を見た時のことですが、水が汚染されているので当然下痢などはしょっちゅうらしいのですが、アレルギーがある子は一人もいないそうです。だから日本でもそのように生活したほうがいいと言うつもりは全くありませんが、世の中が「抗菌」に走っているために子供の抵抗力が落ちて風邪をひきやすくなっているとしたら、何とも皮肉な話ですね。
幸いにしてユウトはそれからもう一週間経って、熱も出ず、ほぼ完治しました。抗生物質だけは念のため今でも飲んでいます。
小生は子供のころに小児ぜんそくで何回か死にそうになった経験があるので、ユウトには肺、気管支に後遺症を残さずに完治してほしいと強く願っています。
結局、親にとっては子供が健康でいることが全てなんですよね。子供ができる前は、ＴＶでオリンピックに出場する選手の親（特に母親）にインタビューすると、よく
「怪我をせず、元気で帰って来てくれれば、それでいいです」
というようなことを話しているのを聞くと、
「もうちょっと高望みしようよ。つまんないなぁ」
と思っていました。
小生の母親も「元気でどこかで働いて食べていければそれでいい」的なことを言っていて、何か「期待が低レベルだなぁ」と思っていました。
でも、今ではそう言った親の気持ちが痛いほど良く分かります。
そして、そう言った親の愛情に感謝の念が湧いてきます。
残念ながら、小生はもう母親に親孝行することはかなわないのですが、親孝行の代わりに、小生の母親の分までユウトに愛情を注いであげたいと思います。
よし、明日も頑張って働くぞー・・・って言うか、そういえば夏休み中でした f^_^;
