秋口に1200ｍ戦に矛先を向けてから連勝した後、ここ2戦がさえませんが、いずれも直線でごちゃつき、あまり進路がなく脚を余した印象です。
またいずれも1200ｍとしてはかなり遅いペースになり、やや後方からレースを進めるこの馬には不向きでした。
今回はハンデ戦で斤量も５３ｋｇと手ごろですし、フルゲートで先行馬もある程度そろったのでペースも上がるはずです。また前走からやや間隔をあけてくる有力馬が多い中コンスタントに使えているのも良いと思います。
あまり人気もないですし、ここから狙ってみます。
対抗にアレスバローズ。
準オープン勝ち直後ですが、前々走の大敗は不利があってのものですし、その前も準オープンながら強い相手と戦ってきているのでここでも格負けはないはずです。
牡馬でハンデ54ｋｇ、デムーロ騎手騎乗は魅力ですし、崩れず走ってくれそうです。
3番手にキングハート。
昨春に京都120ｍのOP特別を勝ち、函館SSでもレコードの2着したようにここでも十分に通用する馬ですが、ちょっと間隔があいて調教の動きも今一つに見えたのでこの評価に。
次いでセカンドテーブル。
CBC賞では惜しい2着。間隔があきましたが調教の動きをみる限りほぼ仕上がっている感じなので、そこそこには。
以下印が回りませんが、人気薄からなので手広く抑えます。
ファインニードル、ダイアナヘイローは間隔があいて厳寒期で調整が難しいと思うので評価を落としました。
続いて根岸S。
ここもなかなか難しいレースですが、サイタスリーレッドを本命にしました。
どうもここ数走もまれ弱い面を出している感じで、前走も勝ち馬にかぶされると途端に後退してしまい、しかし直線ではまた盛り返すというレースぶり。
今回はブリンカーを付けてきてそうしたレースをやめてしまう面の矯正が期待されること、またメンバー的にどうしても逃げたい感じの馬もいないことから、ここ数艘のような悪癖は出さないのではないかとみています。
人気もないですし、気楽に狙ってみます。
相手はブルドッグボス。
短距離戦線で安定して走れており、中央のこの相手に交じっても底力は上位だと思います。
ただやはりベストは1200ｍの印象ですし、もう少し力のいる馬場の方がよさそうです。
ということで対抗に。
3番手にカフジテイク。
昨年の勝ち馬にして、その後のフェブラリーSでも3着したように実績は上位。
条件も良く、ここでも期待できますが、脚抜きが良い馬場だけに前が止まるかどうかに疑問があるのでこの評価に。
キングズガードも力のある馬ですが、同様の理由で4番手評価としました。
以下意外に実力差のないメンバーだと思うので、手広く買っておきます。
