(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

阪急杯短評

1着 ・・ マジンプロスパー
2着 ・・ スプリングサンダー
3着 ▲ サンカルロ
4着 ○ オセアニアボス
5着 ◎ ガルボ
で、全くのハズレでした。
 
全体的にペースは速かったが、開幕週、直線の短い内回りコース、緩い馬場で後方から差し込むのは難しい馬場だった。
4コーナーで勢いがつかなかった馬は厳しい競馬になった。
 
1着 マジンプロスパー・・・好スタートから3番手に。4コーナーで抑えきれない手応えで先頭へ。決して楽ではない流れだったはずだが、そのまま押し切った。多少時計のかかる馬場、内回り1400mなど条件が揃ったことは確かながら、強い競馬。時計勝負になるとまだ苦しいかも知れないが、条件が揃えばいつでもこれくらいは走れる馬なのだろう。
 
2着 スプリングサンダー・・・やや後方の内側追走ながら、道中でうまく外へ出せた。勝ち馬には及ばなかったものの、サンカルロには最後まで抜かせず2着。阪神コース、特に1400mは鬼的存在ながら、昨年のヴィクトリアマイルでも僅差6着したように実力のある馬。1400mなら重賞級でも十分やれることを証明した。
 
3着 サンカルロ・・・大外枠。いつも通りやや後方から。3~4コーナーでまくり気味に上がって行ったが、なかなか前には取り付けず。最後まで良く伸びているが、3着まで。阪神開幕週で内回り1400mの大外枠でずっと外を回ったのではいかにも厳しかった。次はもっと動けるだろう。
 
4着 オセアニアボス・・・やや出遅れ気味のスタートでいつも通り後方から。直線は内にこだわったが、なかなか前が開かず。前が開いてからは良く伸びたが、4着まで。それでもサンカルロにハナ差まで迫った内容は悪くなかった。7歳ながらまだまだ元気で、どこかで大穴を開ける可能性がありそうな馬。
 
5着 ガルボ・・・速いペースの1400mでやや追走に戸惑い気味。4コーナーでまともに前が詰まり、騎手が手綱を引き立ちあがる場面があった。直線もなかなか前が開かず。前が開いてからはジリジリ伸びてきたが、もともと鋭い脚を使えるタイプの馬ではないので、5着が精一杯。内枠が仇になった形で、決して実力負けではない。次走は十分に巻き返せるはず。
 
6着 キョウワマグナム・・・やや立ち遅れ気味のスタート。やや強引に前に押し上げる。直線もバテているわけではないのだが、1200mの時のような伸びも見られない。やはりベストは直線平坦な1200mか。
 
7着 ドリームカトラス・・・外枠で終始外を回され、4コーナーも外。それでも上位にそれほど離されてはおらず、昇級戦としては上出来か。1400mもやや忙しかった印象。1600mならオープンでもやれそう。
 
8着 ルナキッズ・・・この馬も外枠で終始外を回る。4コーナーでほぼ最後方だったが、直線で良く追い上げている。昇級戦としては上々か。ダンスインザダーク産駒でやや腰が甘いので、直線平坦なコースならもう少しやれそう。
 
11着 マルカフェニックス・・・超久々の割には手応え良く追走していた。さすがに最後はバテたが、着順ほど内容は悪くなかった。叩いて行けば良くなってきそう。
 
14着 オーセロワ・・・1400mで連勝中ながら、4コーナーで早々に失速。さすがに重賞で自分の競馬ができないと厳しい。
蛇足ながら馬名のオーセロワはJRAホームページでは「ルクセンブルグのブドウの品種」となっているが、正確にはフランス南西部、カオール付近で作られる、主要なワイン用ブドウの品種名で、ボルドーではマルベックと呼ばれている品種。比較的温暖な気候を好むので、ルクセンブルグではそう多く作られてはいないはず。それにしても先週のテスタマッタ(イタリア、トスカーナ州の高級ワイン名)もそうだが、最近馬名にワインにちなむ名前が多い。。(その他にトゥニーポート、ヴィンテージイヤー、クリュギスト、ダイワインスパイア・・・ってこれは違うか・・)
 
15着 ヘッドライナー・・・先行しようとしたが、馬なりで先行している集団に追いつけず。終始自分の競馬ができず惨敗。展開的に単騎で行けるメンバー構成なら、まだやれると思うのだが・・・