(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

エリザベス女王杯レビュー・・・昨年のVTR・・・?

昨年に続いてスノーフェアリーがガラッと開いた内から突っ込んで優勝。
日本の騎手に対して、おいおい、去年と同じ手で負けるなよ、と思いつつ、小生自身も、あっ、やっぱりスノーフェアリー・・・?f^ ^; みたいな気分です。
去年はそれでもメイショウベルーガから買っていたのでしぶとく取りましたが、今年は全くのハズレでございました。
 
さて、レース展開です。
おそらくスローペースだろうという読みでしたが、シンメイフジの予想外の大逃げで意外に淀みないペースになりました。とはいえ、2番手以降はかなり離れての追走ではいましたが、一昨年クィーンスプマンテテイエムプリキュアの前残りの轍は踏むまいと、各馬早めの仕掛けだったように思います。
シンメイフジの逃げは1000m通過⑤7秒5、マイル通過が1分34秒5、1800m通過が1分46秒3とかなり無謀といって良いほどのペースでしたが、それでも残り100m付近まで粘ったのは立派です。
単なる太めではなく馬体が成長しているように見えたので、次走以降狙い目かも知れません。
 
この流れで勝ったのは昨年に続きイギリスのスノーフェアリー
道中は後方から5番手くらいで追走し、4コーナーで内に潜り込み、直線入り口ではアヴェンチュラから2馬身くらいの位置まで順位を上げていました。
直線で前を行くアヴェンチュラは馬場の良い外に持ち出したのに対して、スノーフェアリーは内を真っ直ぐ突っ切りました。
そしてただ1頭上がり3F33秒台の強烈な末脚を繰り出して、クビ差抜け出したところがゴールでした。
一見内が荒れて見える京都の馬場ですが、内も意外にしっかり伸びていました。
そこをすかさず突いて抜け出すというのは昨年と同じで、まるでVTRを見ているかのようでした。
とにかくロスのない競馬ができたことが勝因でしょう。
そしてさすがに牡馬一線級と好勝負したように強かった。
今年はちょっとローテーションがきついこと、56kgの斤量になること、昨年よりも日本馬のレベルが高そうだったので軽視してしまいましたが、素晴らしい走りでした。
着差は今年の方が小さいですが、内容的には昨年以上のパフォーマンスを見せてくれました。
 
2着にクビ差でアヴェンチュラ
前走より後ろの6,7番手の内の追走でした。
距離延長がどうかと思われましたが、折り合いもついて全くの杞憂でした。
直線までずっと最内をキープし、直線だけ馬場の良い外へ。
絶好のタイミングで差し切ったかというところで、最後にスノーフェアリーの末脚に屈しました。
直線でそのまま内を通っていたら、スノーフェアリーの進路が多少なりとも窮屈になったことが予想されるので、勝っていたかもしれません。結果論ですが。。。
とはいえスノーフェアリーが抜け出してからもきわどく差を詰めており、この馬も強い競馬だったと思います。
 
3着にアパパネ
前走惨敗でさすがにどうかと思いましたが、3番手付近を折り合って追走し、直線では一旦先頭に立つ見せ場を作りました。
今日は速い流れもこの馬には良かったのでしょうが、やはり実力があるところを見せた競馬だったのではないかと思います。
ただアヴェンチュラに最後差されてしまったあたり、やはり2200mは1ハロン長いのかなという印象は受けました。
 
4着に2番手から競馬をしたホエールキャプチャ
シンメイフジは飛ばしていましたが、この馬はほぼ理想的なペースで進められたのではないかと思います。
シンメイフジw交わして一旦先頭に立ちましたが、上位3頭に差され4着。
結果的に4着に沈んでしまいましたが、勝ちに行っての内容なので、いい競馬はしたと思います。
ただ上位3頭とはちょっと力の差がありそうに思いました。
 
5着に格上挑戦、人気薄のレインボーダリア
この馬の好走が今日の馬場状態を象徴しているように思います。
スタートからアヴェンチュラの直後、最内の追走でした。
直線アヴェンチュラが外に行ったのに対して、この馬はそのまま内を選択しました。
結果そこそこ伸びて、大健闘の5着。
失礼ながらこの馬が他の有力馬よりも実力が上とは思えないので、スタートからゴールまでロスなく内を走り続け、直線もそのまま内に進路を取ったら意外に馬場が良かった、ということだったのではないかと思います。
直線外へ行ってしまった馬は距離ロスばかり多く、結果的に馬鹿を見たということが言えそうです。
 
6着にこれまた条件馬のワルキューレ
レインボーダリアのすぐ外を追走し、直線も進路は内目に取っていました。
伸びずバテずという感じではありましたが、この相手で6着は大健闘でしょう。
やはり内を通ったことが良かったように思います。
 
いつも通り後方から。
直線は外から伸びてきそうな感じでしたが、伸びそうで伸びないのが今日の馬場でした。
そこそこの脚は使っていますが、今日の馬場を考えるとあれだけ外を通ったのはロスになってしまった感じです。
内容自体は悪くなかったと思います。
 
9着に小生の本命イタリアンレッド
引っ掛かりました。
出走馬中で1頭だけ異常に行きたがる感じで、そのまま勝負所に突入してしまった感じです。
これでは直線も伸びません。
前走でもやや引っかかっていたのである程度予想はしていましたが、それにしてもここまで掛かるのは予想外でした。
ある意味それで9着なら健闘の部類かもしれません。
調子が良すぎたんですかね・・・うーん。まあ仕方がありません。
 
馬群の真ん中付近を追走していましたが、4コーナーでペースが上がるとちょっと置かれてしまう感じでした。
それでも直線はそこそこ伸びてはいるのですが、今日の展開ではここまで。
さすがに往年の瞬発力は戻って来ないのかもしれません。
 
3番人気に推されたレーヴディソールは11着。
プラス20kgの馬体重はもちろん成長分もあるでしょうが、やはりやや太かったと思います。
ちょうど真ん中付近の追走でしたが、4コーナーでやや置かれ、直線も伸びませんでした。
さすがに今回は諸条件が厳しすぎましたが、走りっぷり自体はそんなに悪くないと思いました。
マイル付近の距離でメンバーが落ちれば、古馬に伍してもそこそこやれそうな感じです。
 
その他ではアニメイトバイオが13着。
先行しましたが、こういう競馬はこの馬に合わないのか、それとも距離がちょっと長いのか、意外なほどの惨敗でした。
堅実に走る馬なのでちょっと敗因は良く分かりません。
田辺騎手のコメントを待ちたいと思います。
 
逃げるかと思われたダンシングレインは16着。
結局速いペースについて行けなかったのか、逃げるどころか後方からの競馬に。
全く力を発揮できないまま終わってしまった感じでs。
 
さすがに2200mは長いのでしょうか?
朝日チャレンジカップでしっかり折り合っていたのでここでもそこそこやれるのではないかと思ってい単のですが・・・
休み明けからあまり好走していないように、体調面の問題があるのかもしれません。
 
世界第4位の牝馬の実力を見せつけられたレースでした。
それにしても、京都はいつまでも内が良いですね。
この傾向は最終週まであるかもしれません。
マイルCSに向けて、内枠、先行の有利さを考慮しなければと感じさせられました。