スプリンターズＳの枠順が発表されました。
中山競馬場の１２００ｍは外回りでカーブが緩やかなこともあり、外枠でもそれほど不利のないコースです。
しかも毎年このレースは馬場の荒れがちな最終週に行われるので、ここ１０年ではどちらかというと外枠有利の傾向が出ています。
内枠で好走したのは馬場が悪い年の逃げ馬か、強い先行馬。
つまり内枠の差し馬はもまれることが多くやや不利。
これを克服して連対したのは、このレースで３年連続連対したデュランダルだけです。
昨年も１番人気に推された３枠６番のグリーンバーディーが、直線で全く行き場を失い、７着に終わったのは記憶に新しいと思います。
この法則で行くと、最内枠を引いたラッキーナインはやや辛そうです。
ロケットマンは内枠ながら逃げに近い先行馬なので問題はないでしょう。
香港馬ではグリーンバーディーが大外枠。
昨年は内でもまれて敗れたので、雪辱を果たしたいところでしょう。
日本馬ではダッシャーゴーゴーが８番といい枠を引きました。
カレンチャンも１０番で好枠です。
ロケットマンに心配されるのは馬体重とコースです。
調教後で前走より５ｋｇ少ない４７４ｋｇ。
外国馬が滞在しているのは中山競馬場なのか白井競馬学校なのか良く分かりませんが、どちらにしろそれほど輸送時間は長くないので輸送減りはなさそうですが、把握可能なシンガポールで走ったここ４走はいずれも４８０ｋｇ前後。
直前の調教も軽めなので、おそらく本調子ではないのだと思います。
また、右回りの芝では香港で２回走って同着１着に、僅差２着。
こなしているとはいえ、やはり左回りでの圧倒的な強さは感じられません。
但し・・・世界トップレベルのスプリンターなので、それでも勝ち切る能力を秘めた馬だとも思います。
蛇足ながら、シンガポールは馬体重を量るんですね。
海外では初めて見ました。
ダッシャーゴーゴーはここしばらく太い感じがあったので、今回は良くなってきそうです。
小生もシンガポール・香港勢から買うかどうか悩んでいますが、おそらく日本馬から買うと思います。
しかも人気のない馬から買う気がしております。。。
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