秋華賞の予想です。
昨日よりは馬場は回復していますが、やや重ながら時計のかかる馬場となっているようです。
ウインマイティーを本命にしました。
オークスでは3着ながら、直線一旦先頭に立ち、2着にクビ差に入ったようにこの世代でも実力のある馬。
前走紫苑Sは6着でしたが、出遅れ、直後に両側の馬に挟まれる感じで位置取りを下げざるを得ず、外枠のため位置取りがさらに悪くなり、4コーナー付近で大外を回って押し上げる非常にロスの多い競馬。しかも開幕週で2番手に先行した馬が勝つスローペースでもあり、仕方のない敗戦だと思います。それでも勝ち馬とは0.3秒差、上り3Fは最速で、実力の一端は見せました。
ゴールドシップ産駒で、忘れな草賞も雨の降る力のいる馬場で勝っているように若干時計のかかる馬場はこの馬にとって有利。
前走は出遅れましたが、もともと先行できますし、馬群を縫う器用な競馬もできる馬なので器用さを求められる京都2000mも向いていると思います。
一叩きされており、調教師がさかんに絶好調をアピールしているので、状態面の差で休み明けのオークス1,2着馬との差は逆転可能だと考えています。
対抗にデアリングタクト。
この世代の牝馬でNo.1の実力であることは疑いなく、勝つ可能性が最も高いことに異論はありません。
ただ、休み明けで、かつ追い込みに近い差し脚質であることから直線の短い京都2000mが向いている舞台とは言い難い中で、昨日の時点で単勝1.2倍程度と若干人気しすぎている面も否めません。
当然あっさり勝つシーンもあり得ますが、あのブエナビスタでさえ苦杯をなめたコースであることを踏まえ、対抗としました。
3番手にマルターズディオサ。
チューリップ賞、紫苑Sを勝っているようにこの世代でも上位の実力を持っている馬です。
安定して先行できる馬なので、特に逃げ馬不在で先行馬が有利になりそうな今回のメンバー構成は吉と出そうです。
春2戦のGⅠでは結果が出ていませんが、後続馬が追い込み切れない展開になるようなら粘り込みもあると思います。
4番手にウインマリリン。
オークスでは最後交わされたものの理想的な競馬で2着。
フローラS勝ちもあり、世代上位の実力馬です。
今回は休み明けなこと、大外に振られたことがマイナス材料ですが、地力は上位なので当然上位食い込みもあり得ます。
後は春GⅠでは今一つも安定した競馬のできるミヤマザクラ、ローズS勝ちのリアアメリア。リアアメリアは切れる馬だけにこの馬場が不安材料です。
そして阪神JF3着、桜花賞4着のクラヴァシュドール、末脚鋭いマジックキャッスルを抑えておきます。