(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

【競馬理論】「馬券とは心理学である」

先週の京成杯のプレイの按上、柴田大騎手についてサワッディ​大西さんから良い問題提起がありましたので、考察してみたいと思います。
 
1週間前に競馬専門紙に出ていたプレイの騎手は新進気鋭の津村騎手でした。
しかし、実際には津村騎手は同レースのマイネルメダリストに騎乗し、プレイの鞍上は柴田大騎手でした。
津村騎手は現在25歳、昨年17勝、通算165勝。
一方の柴田大騎手は33歳、通算130勝ですが、昨年は6勝。
正直なところ、失礼ながら小生も鞍上に若干の不安を感じたことは否めません。
 
但し、柴田大騎手はデビュー当時そこそこ乗れていて、特に馬を追う技術はいいものを持っているという記憶があり、また昨年の勝ち鞍は6勝ながら、2着が14回ありました。
それにプレイは2戦連続でオープンで好走していたにも関わらず、7番人気の単勝19.9倍。
実績に対して軽視されているな、と感じました。
またまた失礼ながら、騎手を見て買うのを躊躇した人もいたでしょう。
 
しかし、実はこれが狙い目。
馬券を「当てに行く」のと「儲けに行く」のは違います。
「儲けに行く」ことは、「期待値の高い馬券を買う」ことです。
なお、期待値とは「オッズ×確率」です。
 
プレイに柴田大騎手が騎乗したことで、多少オッズが上がったと思います。
しかし、確率は実はそうは落ちていないと感じました。
つまり、柴田大騎手が騎乗することで期待値が上がったわけです。
今の中山競馬場は内側が荒れているように見えても、結構逃げ、先行馬が残りやすい馬場であったこともあり、逃げが予想されたプレイの期待値は高いと思いました。
従って、小生はプレイを本命にし、3着でしたが、抑えの複勝が的中しました。
複勝でも460円ついたので、一応プラス収支になりました。
 
ちなみにこれは事後的に知ったことですが、去年柴田大騎手騎乗の馬の単勝を買っていれば、回収率は145%。
津村騎手騎乗の馬の単勝を買い続けていた場合は、62%でした。
 
つまり、極端にいえば多くの人が考えていることと反対の馬券を買うと、相対的に儲けるチャンスが広がることがある、ということです。
このあたりはビジネスでも同じですね。
誰もやっていないことにこそ、ビジネスチャンスがあるということです。
 
なお、誤解のないように言っておきたいのは、決して配当の高い穴馬を買う、ということではないということです。
勝つ確率に対して、相対的な高配当が見込める馬券を買うということですので、お間違いなきようお願いします。。。