(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

日経新春杯レビュー・・・やはり強い4歳でした

逃げ馬不在で超スローペースかと思いきや、そこそこ流れました。
 
勝ったのはルーラーシップ
角居厩舎で「能力はヴィクトワールピサと同等」と言われていた馬がついに能力開花しました。
道中やや引っ掛かり気味で、ラストまで持つかなあと思ってみていましたが、直線であっさり抜け出して完勝。
中距離路線でトップレベルの1頭になったと言って良いでしょう。
但しやや行きたがるところがあるので、春の天皇賞ではちょっと距離が長い感じです。
大阪杯金鯱賞宝塚記念というステップか、それともドバイ、香港、シンガポールあたりに打って出るのか・・・
今後の動向が注目されます。
 
ローズキングダムのすぐ外で、同馬をマークする形で直線は外へ。
いい脚を使いましたが、先に抜け出したルーラーシップには追い付けず、ローズキングダムにハナ差まで迫られたところがゴール。
少なくともこのレースでは、ルーラーシップには完敗で、斤量を考えるとローズキングダムより力は下と言わざるを得ません。
2400mはこの馬にはやや長いのかもしれません。
皐月賞で2着したように、2000m付近で切れ味を活かす競馬が一番合っていそうです。
 
1番人気、JC勝ち馬のローズキングダムは3着。
道中ヒルノダムールにマークされる形だったため、外へ出せず、やむなく内へ。
しかし4コーナーでの手ごたえは良くありませんでした。
武豊騎手のコメントでは「内にもたれて追い辛かった」とのことですが、2回ほど詰まる、というか、もたれたためか、馬群を割ってこれないところがありました。
そんな内容でヒルノダムールにハナ差3着なので、これは着順以上に強い内容だったと思います。
JCでもそうでしたが、この馬のラスト100mの伸びにはいつも感服させられます。
取り消し明けで体調も必ずしも万全ではなかったと思います。
 
JCは2位入線で繰り上がりでの1着で、有馬記念で取り消しで今イチ実力を示せずに、陣営にストレスがたまっていたのでここへの出走を決めたのでしょうが、小生としてはここには出て欲しくなかった、というのが正直な感想です。
それほど馬格のある馬ではないのでハンデ戦では明らかに不利ですし、取り消し明けでの出走も微妙です。
そもそも日本最高峰のレースであるJCを制したのに、G1前の一叩きでもないのにG2のハンデ戦に出てきた馬はそれこそテンポイントあたりまでさかのぼらないと例がありません。
しかも負けてしまったのでは何をやっているのか・・・
ちょっと残念なローズキングダムの出走でした。
 
4着は小生大穴指名のナムラクレセント
好位の内でうまく脚をためられたこともありますが、これくらいは走っても良い馬です。
前走の中日新聞杯では前残りの流れを後方から、しかも4コーナーで大外を回るロスがありましたし、その前の福島記念でも内を突いたものの他馬が壁になって不完全燃焼でした。
その前は有馬記念3着のトゥザグローリーと4kgの斤量差がありましたが、1馬身少々の2着に入っています。
いつでもG2までの重賞では注意しておきたい馬です。
 
5番人気ゲシュタルトは6着。
池添騎手によれば「ルーラーシップに抜かれたところで馬がやめてしまった」とのことで、気性的に難しいところが出てしまったようです。また、馬体もさすがにちょっと重かったことも影響していると思います。
調子さえ良くなり、自分のペースで競馬ができれば侮れない存在であることは間違いないでしょう。
 
4番人気、菊花賞3着馬のビートブラックは10着惨敗。
逃げの手に出ましたが、それに戸惑ったのか、直線で全く抵抗できずに下がって行きました。
もう少し力のいる馬場か、長めの距離で活躍するタイプなのでしょう。
それにしても、ここまで負けるとは・・・
 
6番人気、、小生の本命コスモヘレノスは12着惨敗。
まずゲートで出遅れ。
外枠だったこともあり道中馬群の外からじわっと順位を徐々に上げて行きましたが、4コーナーでは既に余力がなく、後は下がる一方。
まずい競馬をしたのもありますが、2400mの切れ味勝負ではやはり分が悪いのかもしれません。
アルゼンチン共和国杯で好タイムで走っていたので、時計勝負にも対応できると思ったのですが、残念でした。
というか、小生の予想が悪うございました m(_ _;m
長丁場ならまた違った競馬を見せてくれるでしょう。多分。。。
 
このレースの上位3頭に加えて、ヴィクトワールピサエイシンフラッシュ、ビッグウィーク、ペルーサトゥザグローリーコスモファントムらが控えているこの世代、今後のG1戦線を席巻しそうです。
春G1の構図は、ブエナビスタvs4歳世代というバトルになりそうです。