シゲルソウサイとシャイニーホークの2頭が飛ばし、やや速いペースになりました。
この競馬で離れた3番手を追走したのが勝ったレッドデイヴィス。
前走は一位入線ながら、降着で10着になっていましたが、走破タイムが遅かったので、軽視していました。
ところが3番手を手応え十分に追走し、直線仕掛けられると後続を突き離し、残り２００ｍで既にセーフティリード。
最後は流す余裕を見せてゴールイン。
逃げる2頭の直後でロスなく競馬ができたとは言え、圧勝と言っていい内容でした。
タイムも先日の京都金杯のタイム差は0.6秒で、4着と5着の間に入るタイムと、3歳になったばかりとしては非常に優秀です。
クラシック戦線にまた1頭新星が生まれました。
2着にオルフェーヴル。前走は左回りが合わず、さらに不利を受けて惨敗していました。
今日も派手に出遅れて厳しいかと思いましたが、やや速いペースになったので、かえって脚がたまったようです。上がり３Ｆ33.5秒はメンバー中最速。
切れ味を活かすのに京都のマイルは最適だったようです。
力はありそうですが、ちょっと不器用なところが今後に向けては懸念されます。
道中は中位からやや後方で、やや掛かり気味でしたが、何とか馬群の中で折り合いはついていました。
4コーナーもソツなく内を回り、直線も内へ。
うまくスクった感じの3着でしたが、デビュー2戦目の牝馬らしからぬレース運びでした。
4着アドマイヤサガスに先着したことを考えると、3歳牝馬クラシックの有力馬の1頭に浮上したと言って良いでしょう。
父がディープインパクトでもあり、今後が楽しみです。
小生の本命アドマイヤサガスは4着。
スタートも決まり、道中もいい感じで走れていたと思いますが、いざ追われてあまり伸びませんでした。
勝ち馬には追い付かず、後ろの馬にも差されたので完敗という内容でした。
やや馬体が太く完調ではなかったのかも知れませんが、小生としてはやや不本意な競馬でした。
5着に1番人気のドナウブルー。道中かなり行きたがっていました。
その影響で直線は伸びず、アドマイヤサガスから2馬身遅れと完敗でした。
気性の成長がないと一線級ではまだ厳しそうです。
以下では5番人気ツルマルレオンが7着。
直線で一旦アドマイヤサガスに並びかけましたが、逆に突き放されました。
現時点ではマイルはやや長いのかもしれません。
ギリギリヒーローは8着。名前の通りいつもギリギリの馬体でしたが、今日は休ませて12kg増でした。
直線も33秒台で上がっており、今後良くなって来そうな1頭です。
小生対抗のワイズリーは9着。ややレース間隔が開いたのにマイナス4kgと馬体減。
ちょっと成長がない感じがありました。
この1戦だけでどうこうは言えませんが、前走の連闘の疲れが取り切れてなかったのかもしれません。
朝日杯7着のトキノゲンジは10着。
ややポジショニングが後ろ過ぎる感じもありましたが、全く伸びませんでした。
中山1600mではごまかしが効きますが、直線の長い京都マイルではやや距離が長かったのかもしれません。
シャイニーホークとシゲルソウサイは2頭併走を続けて共倒れ。
両頭ともやや距離が長そうな感じでしあ。
1400m以下のレースに出てくれば、見直せそうです。
レッドデイヴィスが意外な？強さを見せたレースでした。
今後の活躍が期待されます。
今振り返ってもこの馬券はちょっと買えないなぁ。。
