(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

有馬記念展望

今年もいよいよ有馬記念の季節になりました。
歳をとるごとに1年が非常に短く感じてきます。
 
さて本題に移りましょう。
何と言ってもブエナビスタの取捨が一番のポイントでしょう。
天皇賞優勝に、ジャパンカップ(以下JC)でも1位入線。
付け入る隙がないようにも見えますが、実はそうでもないと小生は考えています。
 
そもそも有馬記念というレースですが、近年こそ比較的1番人気が来ていますが、それでもここ10年で馬連万馬券4回と、もともとは荒れるレースです。
近年ではテイエムオペラオーメイショウサムソンといった押しも押されぬ古馬の王者が破れています。
またもう少し歴史を遡ると、(旧)5歳時のオグリキャップ、同じく5歳時のトウカイテイオー、JCを勝ったレガシーワールド、JCで世界最強馬のシングスピールにハナ差まで迫ったファビラスラフィン、3歳時のウォッカなどが4着以下に敗れ去っています。JC2年連続2着のエアグルーヴも、3着が一杯でした。
 
これらの馬に共通しているのはいずれもJCからの出走で、かつJCで好走していました。
JCは日本で最高にレベルの高いレースです。
そのため、JCで好走して人気になるものの、JCの疲れが抜け切れず惨敗・・・というパターンが多いのです。
 
加えて、中山2500mというややトリッキーなコース形態。
天皇賞、JCは直線の長い東京競馬場でのレースなのであまり器用さがなくても実力を発揮できますが、コーナーを6つ回る中山2500mは底力に加えて器用さが要求されます。
そのため、東京競馬場で好走して人気になった馬が着外に沈むケースもしばしば見られます。
 
それで、ブエナビスタについて考えて行くと、実はこの馬、G1で2着以下に敗れたレースは共通点があります。
2着以下に敗れたのは秋華賞エリザベス女王杯、去年の有馬記念、そして宝塚記念です。
エリザベス女王杯はスローペースにはまって敗れたケースですが、それ以外はいずれも直線が短く器用さが要求されるコースだったということです。逆に、東京や阪神の外回りコースなど直線の長いコースでは昨年のエリザベス女王杯以外、すべて勝っています。
つまり、中山2500mはやや苦手なコースということになります。
 
そして気になったのが、「調教後における馬体重」です。
通常、輸送などの影響で、レースではこの体重から4kg~10kgほど体重が落ちます。
つまり、前走のレース前の体重と比較すると、ほとんどの馬がプラス体重になっています。
しかし、ブエナビスタの馬体重は前走よりマイナス2kg。
レースではおそらく前走から6kg~10kg程度のマイナス体重になるでしょう。
中間は比較的軽めの調整にしているにも関わらず、です。
このあたり、さすがにちょっと激戦の疲れが出ているのかな、という気がします。
重箱の隅と言われそうですが、少なくともJCよりはやや調子を落として出走してくるのは間違いないでしょう。
 
そんな訳で、ブエナビスタ絶対視は危険な気がしています。
 
だとすれば、相手になりそうなのは強い3歳馬。
JCでもローズキングダムは直線で挟まれたためヴィクトワールピサから2馬身ほど後ろに下がってしまいましたが、残り1Fでその2馬身の差を詰めて、2位入線しました。
従って、ローズキングダムは挟まれなければブエナビスタとかなり接戦になっていた可能性が高かったのです。
そして、ローズキングダムは世代の中では決して抜けた存在ではなく、皐月賞ではヴィクトワールピサ、ダービーではエイシンフラッシュに敗れています。
そのように考えると、3歳の有力馬数頭はブエナビスタとほぼ同等の能力を持っていると考えられます。
 
そんな訳で、小生は3歳の中から本命を指名しようと思っています。
今のところ、帰国後d調整が難しかったにもかかわらずJCえ3着したヴィクトワールピサか、JCは中間にアクシデントがあり敗れたものの、上積みが期待できそうなエイシンフラッシュ、ゲートさえまともなら一番強いのではないかとさえ思えるペルーサ
人気的な妙味もあり、このあたりから本命を出す予定です。
 
とか言って、やっぱりブエナビスタと本命・・・とかになったらすみません。。。