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そうすると1番人気はローズキングダムでしょうか。
人気がないようなら、セントライト記念組のクォークスター、アロマカフェも考えますが、クォークスターはアグネスタキオン×ヘクタープロテクターという血統と、あまりにも切れる脚を持っているので、中距離タイプのような気がしますし、アロマカフェも父はマンハッタンカフェですが、母父がマイラーのハートレイクというのが引っかかります。
トウカイメロディは長距離での実績、父チーフベアハート、母父ジェネラス、母母父リアルシャダイの血統構成は素晴らしいですが、吉田隼騎手というのが引っかかります。確かに昨年フォゲッタブルで2着しましたが、人気を背負うとまたプレッシャーが違ってくるでしょう。
3頭の推定走破時計を出してみましたが、平均ペースかつ過去の菊花賞がおこなわれた平均的な良馬場を前提とすると、ローズキングダムとトウカイメロディが同タイムで3分3秒5、ヒルノダムールは3分3秒7でした。
3頭ともここ2,3年の菊花賞馬レベルにあります。
なお距離適性は不明なので加味していません。
ついでにと思いディープインパクトの推定時計を同じように算出したところ、何と3分1秒5でした・・・
実際には例年より3000mで2秒ほど時計が掛かる馬場だったこと、ややスローペースで流れたこともあり、そのような時計にはなりませんでしたが、改めて次元の違いを感じさせられました。
菊花賞はダービーや神戸新聞杯から一気に距離が600m伸びるので、2400mで勝ち馬に1秒近く遅れても、逆転可能なことがあります。そこがこのレースの難しさでもあり、一方で未知ゆえの血統などを考慮した距離適性への推理の楽しさでもあります。
本番までまだ時間はあるので、ゆっくり予想を楽しもうと思います。