古豪２頭の叩き合いになりました。
軍配はわずかにネヴァブション。昨年の勝ち馬が２連覇という結果になりました。
予想されていた通り、ややスローペースで流れました。
ベルモントルパンの逃げでしたが、こらえきれずに向こう正面でシャドウゲイトが先頭に立ちました。これは好判断だったと思います。
小生の本命シャドウゲイトは直線入り口で一旦後続を突き離し、逃げきるかというところで、道中直後の最内を走っていたネヴァブションに捉えられたところでゴール。
またしても横山典騎手の手綱さばきが光りました。
負けたシャドウゲイトも逃げ粘って２着。
両馬とも老いてなお盛んという言葉通りの活躍で、中距離の重賞でまだまだ活躍できそうです。
３着はトウショウシロッコ。前２頭とは力の差がある感じですが、この馬も７歳で良く走っています。
４着はマイネルキッツ。少しでも前目に位置取りをしたかったようですが、押しても馬が反応せず後方からの競馬になりました。道中もかなｒ早い段階で松岡騎手の手が動き出し、追走に手一杯。直線は外に出して良く伸びてはいるのですが、今日の流れでは内側を抜けてきた３頭に追いつきませんでした。決して衰えたわけではないですが、歳をとって馬がズブくなっているようです。
2200m以下ではちょっと辛そうですが、3000m以上の距離であれば、良く言えば折り合いがうまくつき、余計な力を使わなくなっているので、まだまだ好勝負できそうです。
その他人気どころでは２番人気デルフォイは６着。個人的な感想としては、今日は人気になりすぎで、現状ではこれくらいの実力なのではないでしょうか。
１番人気キャプテントゥーレは11着に惨敗。
たとえ距離が１Ｆ長かったにしても、こんなに惨敗する馬ではないはずです。馬体重がこの寒い時期にもかかわらず-12kgだったように、体調が不完全だったのではないかと思います。
2年以上の休み明けとなったアドマイヤコマンドは12着。さすがに休養期間が長かったようです。それにしても勝ち馬から2秒近く負けており、立ち直るにはある程度の時間が必要かもしれません。
