(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

有馬記念分析・・・展開

有馬記念まであと4日!各馬追い切りでも良い動きを見せているようです。

さて、今日は予想される展開から勝ち馬を探って行きたいと思います。
出走予定馬の脚質は概ね以下の通りです。

逃げ・・・リーチザクラウンテイエムプリキュアミヤビランベリ
先行・・・コスモバルクスリーロールスシャドウゲイトネヴァブション
差し・・・アンライバルドセイウンワンダーフォゲッタブルマイネルキッツ
マツリダゴッホイコピコ
追い込み・・・ブエナビスタドリームジャーニーエアシェイディ

逃げ馬が3頭。普通に考えるとペースが速くなりそうです。
3頭の中では、リーチザクラウンはダービーから一貫して逃げています。
またスタートダッシュも速いので逃げるのはこの馬でしょう。
ミヤビランベリは前走は逃げ切りですが、先行する競馬でも実績を残しているので、多分控えるのではないでしょうか。
テイエムプリキュアは前走2番手。この馬も離れた2番手でも競馬ができるので、あまり無理に競りかけはしないでしょう。

従って、前半はちょっと速めの平均ペースになりそうです。そして1週目の1コーナーから向こう正面あたりでややペースを緩めるのではないかと思います。

流れが激しくなるのはおそらく3コーナーから。
スリーロールスあたりが早めに並びかけて行きそうです。
また、マツリダゴッホも差し馬ですが、3コーナーあたりから一気に仕掛けて上がって行くタイプなので、3~4コーナーで馬群が一気に固まるでしょう。アンライバルドなども一気に上がって行くようであれば、かなり激しい流れになるでしょう。

そして直線。
やはりリーチザクラウンにはやや距離が長いので、ある程度は頑張るでしょうが、坂下あたりまでではないでしょうか。逃げ、先行勢はここまでリーチザクラウンの速めのペースを追いかけているので、スタミナに優れ、これくらいの距離で実績のある馬でないと苦しいでしょう。
そうすると今年2500mの重賞を2つ勝っているミヤビランベリ菊花賞スリーロールスあたりが先頭に立ちそうです。これにまくって来たマツリダゴッホフォゲッタブルあたりが追い上げる形でしょう。

人気が予想されるブエナビスタドリームジャーニー2頭はいずれも追い込み馬なので、一般的に直線の短い中山は必ずしも適した舞台とは言えません。
従って、4コーナーでどのあたりまで押し上げているかが勝負の分かれ目になりそうです。
ブエナビスタは前走のエリザベス女王杯のように外をやや強引にまくって行っても容易にバテないことが分かっており、またペース判断にかけてはおそらく日本一である横山典騎手が鞍上なので、ここでまくって行かないと勝負にならないと見れば、強引にでもまくって行くでしょう。
ブエナがまくって行けば、ドリームジャーニーもそれについて行くでしょう。

この展開でどうなるか、です。
一つ考慮に入れておきたいのは、今年の中山の馬場はここまでかなり良好に保たれているということです。
過去の有馬記念でこのように最終週まで良好な馬場で行われた年は、2001年、2004年、2006年です。
これらの年の結果は・・・・

2001年 1着:マンハッタンカフェ 2着:アメリカンボス 3着トゥザヴィクトリー
2004年 1着:ゼンノロブロイ 2着:タップダンスシチー 3着:シルクフェイマス
2006年 1着:ディープインパクト 2着:ポップロック 3着:ダイワメジャー

目立つのは、先行勢の頑張りです。2004年の2,3着馬はそれぞれ2番手追走と、逃げ馬。
2004年は逃げ馬と2番手でワンツー。2006年はディープは別格として、2着以下は4番手追走と2番手追走。

但し、マンハッタンカフェディープインパクトと、歴史に名を残す名馬は馬場、展開に関係なく勝ち切っています。
ではブエナビスタドリームジャーニーは歴史に名を残す名馬と言えるでしょうか?または名馬になるでしょうか?

この判断こそが、今年の有馬記念の思案のしどころです。