(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

月曜日ですが・・・

比較的波もなく、おだやかな一日でした。
先週2日しか出勤してないですからね。
体力を温存できています。

この病気になってから、記憶力と集中力が格段に落ちましたが、随分良くなってきました。
こういうご時勢ですし、あまり忙殺されてどうにもならないという状況はなくなって来ました。
それもきっといいのだと思います。

うつ病になり、休職し始めた頃は最悪でした。
とりあえず家族旅行の予定があったので行ったのですが、まるで何もやる気が起こりませんでした。
当時は妻がまだこの病気のことを理解していなかったこともあり、全く無気力なところを無理やり動いている感じでした。
ただ旅館の天井を見つめて「・・・ここはどこだっけ?」「何でここにいるんだろう?」「ところで自分はどういう人間だったのかな?」などほとんど記憶喪失状態でした。

旅行から戻ってさらに病状は悪化。
ほとんど家の中で寝ていました。
薬の副作用で眠いというのもありましたが、それよりもう何もしたくない、座っていることすら苦痛で、何も考えたくないとなると選択肢は「寝る」しかないのです。
なので、当時は「寝る」「食う」「医者に行く」「トイレに行く」でほぼ一日の全てが説明できる状態でした。

うつ病をよく理解していない99%の人たちから見ると単に無気力でサボっているだけに見えるのでしょうが、そうではなくて、脳の神経伝達物質であるセロトニンが不足して起こる、言わば脳神経の障害なのです。外見上まったく普通に見えるので厄介ですが、インフルエンザや骨折などと全く同じレベルの病気なのです。

小生も復職当初は大分大目に見てもらっていましたが、さすがに復職後1年も経つと、
「仕事をしっかりやれ。でも残業なしで」などと不可能な要求を吹っかけられることも多くなりました。
まだ毎日20錠薬を飲んでいるのですが、周りからは「すっかり完治した」様にみえるらしく、たまたま薬を飲んでいるところで同量に居合わせると「まだ薬飲んでるの?」といわれることも多いです。

うつ病患者は一見健康そうに見えるので、それで結構損をしていると思います。。。
ただでさえ病気は何でも、実際に自分がかかってみないと分からないですからね。