実力伯仲で混戦模様ですが、ここは府中マイルに対する適性を重視しました。
ホエールキャプチャを本命にしました。
府中マイルでの成績は4戦して3勝2着1回。
その2着もGIヴィクトリアマイルでのハナ差2着ですから、限りなくパーフェクトに近い成績です。
特に前走、５７ｋｇという重い斤量を背負って牡馬に快勝した東京新聞杯の強さは圧巻でした。
またここはあまりペースが上がらなそうなので、自在性のある客室も有利。
ややレース間隔は開きましたが、前走勝ちも3カ月ほど間隔が開いてのものなのでそう心配はないでしょう。
好調蛯名騎手でもあり、この馬の同一GI2勝目に賭けます。
相手はウリウリ。
前走はハナ差負けでしたが、休み明けだったことを考えれば悪くない内容だったと思います。
この馬の良さは怯まず狭い間隔の馬群に突っ込んで、鋭くまっすぐに伸びて来れるところ。
それだけに大外枠はやや残念ではありますが、末脚の切れはここでも通用すると思います。
スマートレイアーとの着差が小さい割には人気に差がついたので、対抗に推します。
穴にはクロフネサプライズを。
ここは単騎逃げが見込めそうです。
前走は故障明けで調子今一つに見えましたが、終わってみれば勝ち馬から0.2秒差の健闘。
ひとたたきされて、明らかに状態は上がっています。
後続が牽制してくれるようなら、逃げ切りまであると思います。
次いでスマートレイアー。
前走の出遅れからの差し切りは圧巻でしたが、やや展開に恵まれた面も。
また府中コースで勝ち鞍はあるものの、左回りコースで２回実力外の敗戦を喫しており、映像を見るとやや内にササっているようにも見えるので、右回りに比べると左回りはやや苦手な印象を受けます。
もちろんあっさり勝たれても不思議はありませんが、リスクもあると見てこの評価にしました。
