小倉記念ではスプリント戦並のハイペースの中２番手できわどく粘り、前走も荒れた内を通っての３着だったので、開幕週の馬場なら・・・と狙ってみました。
外出が予想以上に長引いてしまい、ブログには反映できませんでしたが・・・
こういう時に限って当たるものです。。。
何とかもう少し粘って頭で来てくれればもっと良かった・・・とか相手はヤマニンキングリーだったら・・・とか言いだすとキリがありませんが、秋競馬を幸先良くスタートできたので良しとしたものでしょう。
１着～７着まで0.2秒差に収まっているように、大接戦だったと思います。
前半１０００ｍが１分１秒１、後半の１０００ｍが５８秒７だったように明らかにスローペースになり、どの馬もスタミナを残した状態で直線に向いたことが原因でしょう。
そして、スローペースのため道中の位置取りの差が勝負に影響を与えたように思います。
勝った１番人気のミッキードリームは２０００ｍで連対がなかったのですが、しっかり折り合ってレースを進めていました。先行馬のイメージがありましたが、今日はちょうど馬群の真ん中あたりからの競馬でした。
直線は外に出してジリジリと伸び、先行していたエーシンを捕らえたところがゴール。
この馬の競馬センスの良さが活かされた勝利だったように思います。
また、４歳の秋を迎えて馬自身もここにきてパワーアップした印象です。
ただ古馬ＧⅠ戦線は多士済々で非常にレベルが高いので、ＧⅠで勝ち負けと言うのはまだちょっとモ難しいかなとは思います。
２着に小生の本命エーシンジーライン。
ハナ争いになるかと思いましたが、あまり行く気を見せず、ホクトスルタンに先に行かせて２番手から。
ここ２戦とも２番手からの競馬で好内容だったので、２番手でも問題ないと太宰騎手あるいは陣営が考えたのでしょう。
阪神コースでは実績のない馬でしたが、この馬らしい粘り腰を発揮して勝ち馬とハナ差の２着。
開幕週の馬場を存分に利用した感じです。
敢えて言えば４コーナー前からスパートした方がこの馬の持ち味が活きたのでは？という気もしますが、これは結果論でしょう。
この馬の力はほぼ出し切れたと思います。
３着に追い込んだレディアルバローザ。
後方から３番手で折り合いに専念する競馬でした。
直線は良く伸びてはいますが、開幕週の馬場で前の馬も止まりませんでした。
ただもともと２０００ｍで連対のない馬でした（秋華賞５着はありますが）が、掛かるところも見せず、最後も伸びているように距離に一定の目途を立てたとは言えそうです。
秋の大目標はエリザベス女王杯でしょうが、なんとか距離は持ちそうな感じでした。
４着にヤマニンキングリー。
前走大敗しちましたが、長い直線のコースは向いていないようでした。
その前の小倉記念では好走しているように、調子自体は戻っているようでした。
ここでは最後まで周遊して走っていましたが、５８ｋｇの斤量が堪えて伸び切れませんでした。
ＧⅠではきついでしょうが、裏番組のハンデ重賞などでは出番がありそうです。
５着にサンライズマックス。
出遅れました。
いつものこととはいえ、このスローペースで余計に痛かったと思います。
直線も最後方から良く伸びてはいますが、５着まで。
力はいまだ衰えていないようですが、今日は出負けと展開に泣きました。
３番人気のアドマイヤメジャーは６着。
伸びずバテずという内容でした。
直線で進路が詰まったりしたのかもしれませんが、それを考えても伸びませんでした。
５歳で衰えているとは思えませんが、少なくとも昨年のような出来にないことは確かでしょう。
小倉日経オープン勝ちから臨戦のガンダーラは７着。
絶好の位置から伸び切れなかったように、２０００ｍはやや長いのかもしれません。
７着同着にダイシンブラン。
後方からこの馬なりに伸びていますが、現状これが精一杯でしょう。
調子が戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。
ひょっとすると往年の輝きはもう取り戻せないのかもしれません。
開幕週らしく上がり勝負の競馬でした。
明日も先行馬が簡単には止まらない競馬になりそうです。
