(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

今さらながら・・・レパードSレビュー

早いもので木曜日になってしまいましたが、3歳ダート戦線の主要重賞なので、備忘録的に書いておこうと思います。
 
勝ったのは1番人気のボレアス
スタートは決して良くなかったと思います。
馬任せで1コーナーでは後方から3番手。
道中外からやや追い上げ、後ろから5頭目の外でした。
4コーナーから上がって行きましたが、馬群の外を回らずにカラフルデイズが上がって行く直後について行く形で順位を上げ、ほぼ馬なりで直線を迎えました。
この辺のソツのなさ、省力モードが武豊らしさを感じますね。
道中全く無理していなかったので、直線軽く仕掛けられると一気の伸び。
そのまま熾烈な2着争いを尻目に、2馬身差を着けての優勝でした。
ここでは力が違う感じでした。
2着、3着が多い馬ですが、この馬が弱いというよりこれまでの相手のレベルが高かったと言うべきでしょう。
3歳ダート界では最強レベルの1頭という評価に変わりはありません。
 
2着にタカオノボル。
いつも2番手付近で競馬をする馬ですが、このレースでは外から被せられる形で内の4番手から。
決して瞬発力のある馬ではないので、この形は本意ではなかったと思いますが、激しい2着争いを制しました。
馬群でも競馬ができることを証明した点では収穫だったと思いますが、勝ち馬には完敗で、トップレベルとは差がある現状もまた受け入れなければならないでしょう。
 
3着に人気薄タナトス
どうもムラ駆けの印象が強い馬ですが、ヒヤシンスS勝ちのラヴィアンクレールあたりと差のない勝負をしているように力を出し切れれば底力のある馬でした。
今回はスンナリ先行できたことが好走の要因で、やや恵まれた感じはありますが、オープン級の力があることは確かだと思います。
 
4着に2番人気のタガノロックオン
ペースが遅かったこともあり、2番手集団からの競馬でしたが、やはり前に壁が作れず気持ち良く行きすぎてタメができていなかったのでしょう。
この馬の実力からするとやや凡走したように思います。
 
5着に10番人気のダートムーア。
後方からの競馬で、勝ち馬に次ぐ上がり3F26秒9で差してきた末脚には見所がありました。
前走は3着ながら馬群にもまれて道中の順位を下げてしまい、力を出し切れなかったものであることを考えれば、これくらい走れて不思議ない馬だったということでしょう。
 
5番人気のカラフルデイズは10着。
流れが落ち着いてしまったので、道中やや掛かってしまい、スタミナをロスしたのではないかと思います。
また道中外、外を回される展開も良くなかったのでしょう。
もう少し走れる馬だとあ思いますが、スムーズに進められても上位争いは厳しかったのではないかと思います。
 
4番人気のレックスパレードは13着惨敗。
道中ずっと外、外を回る展開はきつかったと思います。
また未勝利戦圧勝時は逃げ、前走は2番手からの競馬でしたが、初めて後方からの競馬になり、砂をかぶった影響もあったと思います。
キャリア不足がもろに出てしまった感じです。
前2走の内容に比して明らかに凡走しているので、この結果は度外視していいのではないかと思います。
 
一昨年のトランセンドの勝ちタイム1分49秒5に及ばないのは仕方がないと思いますが、今年はやや重でタイムが出やすい馬場にもかかわらず1分52秒台の決着で、良馬場で行われた昨年のミラクルレジェンドの1分51秒8より遅いのは、ペースを考慮してもやや平凡と言わざるを得ません。
快勝したボレアスの評価は変わりませんが、2着以降の馬は例年に比べてやや低調だったという気がします。