函館2歳Ｓ予想・・・1戦1勝馬の取捨は？

有力馬のほとんどが1戦1勝馬ですが、勝ちっぷり、レース内容はぞれぞれです。

有力馬の新馬戦のＶＴＲを見て、馬場の状況を勘案した結果、以下の予想となりました。

 

 

本命はニシノカチヅクシにしました。

他の1戦1勝馬に比べると、2着馬に半馬身差で辛勝のように見えます。

しかし、このレースの2着馬はこのレースに出走しているプリサイスファイン。

プリサイスファインは次のレースを楽勝してここへ出て来たように、2着馬が強かったための辛勝でした。

走破タイムは馬場を考慮すれば速い部類でしょう。

しかし何より強調したいのは、そのレース運び。

ほとんどの1戦1勝馬は逃げか、2番手からのレースで勝ちあがっていますが、この馬はスタート後ダッシュが付かず、1番枠だったこともあり、かなり馬群でもまれ込む展開でした。

それでも残り600m付近から進出して、馬群を捌き、最後は粘るプリサイスエンドを差し切りましたが、ゴール前の手応えにはまだ余裕があったように、着差以上に強い勝ち方でした。

実際、1戦1勝組では、前走の上がり３Ｆ34.9秒はコスモメガトロンに次ぐ速さ。

コスモメガトロンは開幕週での記録なので、実質的にはニシノが最速でした。

ペースが速くなりそうなので、前走で混戦を勝ち切った経験が活きてきそうです。

 

対抗はコスモメガトロン。

単純な現時点での力の比較では、この馬が1番強いと思います。

前走も2番手からの追走で、残り200mあたりで仕掛けられましたが、残り00ｍではもう流していました。

つまり本気で走ったのは100mだけ。

走破タイムも開幕週だったことを考慮しても速いです。

但し、単勝2倍台前半のオッズでちょっと被っている感があるので、対抗に留めました。

 

3番手にファインチョイス。

この馬も新馬戦で強い勝ち方でしたが、安城が岩田⇒上村の乗り替わりの分評価を下げました。

 

複穴に前走2位入線ながら降着となったナイスヘイロー。

この馬も新馬戦でいい勝ちっぷりでしたし、前走も厳しいペースながら良く粘っていました。

道中うまく運べれば、連対する実力はあるでしょう。

 

その他には新馬戦でニシノカチヅクシと差のない勝負をしたプリサイスファイン、一貫して差す競馬をしているアイムユアーズを抑えます。

 

エクスクライム、エクセルシオールの中山デビュー組は、時計が速い馬場での割にタイムが平凡なので、無印とします。