(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

マーチSレビュー・・・テスタマッタが見事に復活

58kgのハンデを背負ったテスタマッタが圧勝。
見事な復活劇でした。
1コーナーではかなり後方でしたが、やや掛かり気味に順位を上げて、先頭を射程圏に捉えつつ、外を追走。
4コーナーで先頭に並びかけ、ブラボーデイジーと併せ馬の形になりましたが、難なく2馬身半突き放して圧勝。
力任せに買った印象の、非常に強い競馬でした。
もともとジャパンダートダービーに勝ち、昨年のフェブラリーS2着の実力馬。
その後故障などで本調子を欠いていましたが、このレースでは完璧な強さを見せました。
帝王賞へ行くようですが、もちろん優勝候補の1角でしょう。
 
2着に牝馬ブラボーデイジーが粘りました。
平均かやや遅めのペースの3番手と、道中は絶好の位置。
直線も2枚腰で良く伸びていますが、勝ち馬の力が上手でした。
競馬の内容としては、牡馬と互角に戦えることを証明した好内容でした。
 
3着に平安S2着馬インバルコ。
やや後方からの追走でしたが、直線外へ出されると良く伸びてきました。
しかしやや遅めのペースが祟って、上がり35秒9の鬼脚を使っても3着まで。
器用さに欠けるのでどうしてもこういうレースが多くなってしまいますが、ペースがもっと速くなれば重賞を勝てる力を持った馬だと思います。
 
積極的に2番手に行きました。
ほぼ絶好の展開でしたが、直線はバテたわけではないのですが、伸びもしませんでした。
ワンペースで走る馬なので、決め手勝負になると分が悪いようです。
しかし、ハンデを考えると良く走っています。重賞上位の常連なので、どこかで重賞制覇のチャンスがありそうです。
 
5着に1番人気のタガノジンガロ
ほぼ理想的な競馬はできたのではないかと思いますが、ペースが落ち着いてしまったので切れ味負けした印象です。また4コーナー付近で追い通しになり、スッと上がって行けませんでした。
このあたりは重賞の壁なのでしょう。
しかし、ペースに慣れてくれば重賞でも活躍できると思います。
 
6着にダイショウジェット。
もう少し短い距離を得意としている馬ですが、最内でうまく折り合い、直線もそこそこ脚を伸ばして来ました。
8歳ですが、老いてなお盛んなところを見せました。
 
7着はトップハンデ58.5kgの斤量を背負ったオーロマイスター
1800mという距離はこの馬に取って上限一杯だと思います。
それを考えるtと、トップハンデを背負ってこの内容なら、東京、京都のマイル付近の距離ならばまだまだやれそうです。
 
8着は3番人気キングスエンブレム
実力場ですが、ここでは見せ場がありませんでした。
ここを叩いて次走勝負というところなのでしょう。
 
その他では逃げたメテオロロジストが10着。
マイペースで逃げられていますし、時計も悪くないのですがこの着順というkとは、現状では重賞ではやや力不足と言わざるを得ません。
 
ダート女王のラヴェリータは14着。
あまり崩れない馬だけに、ハンデあ重かったとはいえ珍しい大敗でした。
武豊騎手によれば砂をかぶって嫌がっていたとのことですが、百戦錬磨のこの馬がそれだけで凡走したとは思えません。体調が下降気味だったとか、他の要因も考えられそうです。
 
小生の本命ビイラニハイウェイは15着惨敗。
前目の好位置を走っているなと思いましたが、3コーナー付近で早くも一杯になっていました。
ちょっと意外な凡走でした。
疲れが蓄積してきているのでしょうか。
 
テスタマッタの強さが目立ったレースでした。
帝王賞ではフリオーソあたりが強敵になるのでしょうが、活躍が期待されます。
 
ちなみにテスタマッタとは、イタリアのトスカーナ州の高級ワインの銘柄名です。
馬名には結構ワインの名前から取っているものが多い気がします。。