今日は10着以下と総括を書いていきます。
10着はフォゲッタブル。
スタートから中位の最内をずっと進むロスの無い競馬でした。
直線も十分にスペースはあったと思いますが、伸びませんでした。
昨年のレベルの高かった有馬記念で4着に入っているので実力は十分に足りるはずですが、
どうもこの秋は調子が上がらないようです。
11着に先行策に出たオウケンブルースリ。
全く伸びませんでした。
気性的にもまれるのが良くないのか、終いを活かすメリハリのきいたレースじゃないと力を発揮できないのか、中山コースは苦手なのか、理由は謎です。
脚もとの弱い馬だけに、故障でなければいいのですが・・・
12着にメイショウベルーガ。
この相手にこのペース。
そしてエリザベス女王杯⇒JCというきついローテーションと、この馬にとって厳しい条件が多すぎました。
JCで6着に好走しているように、底力はここでも足りる馬だとは思います。
この馬は有馬記念ではやや条件が合わず凡走した、ということは覚えておきたいです。
昨年の覇者ドリームジャーニーは13着。
3馬身ほどの出遅れ、そしてこのペースで後方からの競馬にならざるを得なかったことが致命的でした。
また、前走からプラス14kgが表わしているように、昨年より臨戦過程が悪く、状態が本当でなかったのもあったでしょう。
本来流れが向かなくともそれなりにいい脚を使える馬ですが、それが全く見られなかったのは状態面での問題でしょう。
この馬にとっては春秋のグランプリへの臨戦過程が乱れてしまい、今年は不運な1年でした。
ブエナビスタと再三好勝負していたこの馬がこの着順に甘んじたのはやはり状態が本当ではなかったとしか考えられません。
立て直せば牡馬に伍してもいい勝負ができる実力を持った馬です。
そしてしんがり負けはジャミール。
力負け、と言ってしまえばそれまでですが、典型的なステイヤーズタイプなので、このレースのようなスローペース+最後に瞬発力勝負、というのは最悪の展開でした。
また大外枠を引いてしまった点も不運でした。
もう少し長い距離ならば、見直せる馬だと思います。
超スローペースに流れたため、実力を発揮できた馬、発揮できなかった馬とハッキリ分かれてしまいました。
1頭でも典型的な逃げ馬がいたら大分違う結果になったのではないかと思います。
エリザベス女王杯で勝つか、せめて2着ならチャンスはあったと思いますが。
そうすると順当にブエナビスタでしょうか。
個人的には秋のG1はエリザベス女王杯以外全てハズレという惨憺たる結果に終わりました。
今年通年の収支については明日掲載しようと思います。