というような感じに見えました。
そもそも降着にするほどの斜行は、じゃあその馬が何の不利もなく走っていたら順位が入れ替わったのか?という判断の基準となるべきですが、ローズキングダムが不利を受けなければブエナビスタに勝てたのか?との問いに対する答えは明確には出ないと思います。私見では、無理だったのでは?という気がしています。
その判断が明確にできない限りは、降着にするほどではなかったのではないかな、という気がしています。
小生の考え方としては、基本的に、加害馬よりも被害馬が明らかに鋭い脚で追い込んできたのをブロックするのは論外ですが、加害馬の方が伸びていて、もし被害馬がもっと伸びていれば前に入られることはなかったような場合は降着にすべきではないと考えています。
あまりにクリーンな競馬にこだわることは、騎手の技術レベルを下げてしまう可能性もあります。
判断の結果はともかく、相当長い審議でしたし、国際的にも屈指のレースで降着という重い決断をしたこと自体には、敬意を表しますが。
とにかくブエナビスタとスミヨン騎手は不運でした。
心中お察し申し上げます。
JCのレビューは明日、というか今日の夜に書きます。