(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

オールカマーレビュー

やはり昨日は力尽きてしまいました。。。
そして今日もこの時間。
後輩に「今日は何曜日だっけ?」と何回聞いたことか・・・
 
それはさておき、レビューです。
 
勝ったのは小生の本命、シンゲン。
昨年の天皇賞秋以来の長期休養明けでしたが、8月からずっと乗り込まれていて、仕上がりは上々でした。
レースでは1コーナーではやや後方も、最内の経済コースを走りながら徐々に順位を上げていく、藤田騎手らしい捌きでした。直線も比較的スムーズに前が空き、ドリームジャーニー以下の追撃を振り切ってゴールイン。
調教でしっかり仕上がっていたとはいえ、長期休養明けでのG2勝利は実力の証でしょう。
多少展開に恵まれた感はありますが、この馬は左回りの方が良績を残しているので、秋の天皇賞に向けて、有力馬の1頭として名乗りを上げたと言って良いでしょう。
 
2着はクビ差で、小生の対抗、1番人気のドリームジャーニー
まずスタートで結構な出遅れ。推定3馬身位の不利でしょう。しかしその後内側を回って後方から3頭目まですぐに押し上げた池添騎手のフォローは目立たないファインプレーでした。
3コーナー付近から徐々に押し上げ、4コーナーでは大外に持ち出す王者の競馬。
良く伸びてはいますが、ジリジリという感じの追い上げになってしまうのはやはり斤量59kgの影響でしょう。
上がり3Fの時計が34秒5とメンバー中1番だったように、かなりロスの多い競馬だったにもかかわらず、クビ差の勝負にまで持ち込んだのはやはり地力上位だからこそ。
このレースで一番強い競馬を見せたのは間違いありません。
しかし、この馬はシンゲンと逆に左回りはどうも苦手なので、天皇賞秋に直結するかどうかは何とも言えないところです。
昨年と同様の天皇賞秋⇒有馬記念のローテーションなら、また有馬記念で期待できそうです。
 
3着もクビ差でトウショウシロッコ。やはり善戦どまりでしたが、直線最内でやや追い辛い場面がありました。それでもシンゲンの抜けた後を追うように馬群を縫い、直線きわどく追い込んで3着。
善戦止まりではありますが、上位2頭の実力を考えると結構強い競馬をしています。もう7歳ですが、まだジワジワと成長している感じです。
中山でも実績がありますが、本当に力を発揮できるのは左回りの東京コースです。
天皇賞に出られるかどうか微妙ですが、流れ次第では一発あってもおかしくない程度のレベルにはありそうです。
 
4着もまたクビ差でサンライズベガ。3コーナーあたりから手応えがあやしくなり、4コーナーでは早々にステッキが入る厳しい状況・・・に見えましたが、ここからが渋太かった。いったん完全にシンゲン、ドリームジャーニーに置いて行かれましたが、ゴール前では再度差し返して差を詰めています。
夏場に使い込んでやや調子落ちとの情報があったので軽視していましたが、悪くない内容でした。
最後の伸び脚を見ると、2000m付近よりもう少し長い距離に適性があるように見えました。
この後アルゼンチン共和国杯などに出走してきたら要注目です。
 
5着はジャミール。距離を考えてかいつもより前目での競馬でしたが、結果伸びずバテずの5着と、平凡な内容に終わりました。やはりちょっと距離が短かったのと、やはり末脚を生かす競馬の方が合っていそうです。
 
3番人気に推されたミステリアスナイトは6着。2戦目でのちの京成杯弥生賞を制するマイネルチャールズを負かした素質馬ですが、道中いい感じで追走して勝ちパターンの競馬でしたが、見せ場は作ったものの、最後の1Fは完全に失速しました。オープンの壁に当たったのか、距離が長かったのか、凡走の理由はいろいろ考えられますが、3番人気はやはり買いかぶられた気がします。
2000m以下でオープン特別などがあれば、いい勝負ができるのではないかと思いますが。。。
 
そして逃げたシルポートは9着。乗り込みが足りていないとの情報はありましたが、マイペースで運べていただけに、やや負けすぎの管があります。やはり距離でしょうか。直線ばったり止まってしまいましたので。
またここでは相手が強かったと言うべきなのかもしれません。
 
シルポートがいいペースで逃げてくれたので、地力の差がそのまま出るレースになりました。
従って、このレースの上位馬は今後のG1戦線で活躍が期待できるでしょう。
特にシンゲンは天皇賞ブエナビスタアーネストリーらとともに上位人気陣とそうレベル差はないと思います。