京都金杯での小生の本命ドラゴンファングは結局競走中の鼻出血だったようです。。。
昨年秋から、シンゲン、スクリーンヒーロー、トーセンファントムに続く、小生本命のアクシデントです。。。
「ついてない話」コーナーを設定した理由が良く分かって頂けたかと思います。
それにしても上記の馬達のほか、有馬記念のスリーロールス、また有馬記念を惨敗したアンライバルドも屈腱炎で長期休養入りと、昨年の秋から故障馬が相次いでいます。
これは、調教施設がウッドチップ、坂路、ポリトラックと足元に負担をかけずに強い調教ができるようになった一方で、馬場の整備技術も進み、どこの競馬場も高速馬場となったことが大きく影響しているのではないでしょうか。つまり、もともと足元が弱く強い調教をかけられなかった馬でもいい状態でレースに出られてしまうのですが、実際にレースがおこなわれる競馬場はこれまでより硬くなり、故障が起こりやすい状況ができてしまったのだと思います。
小生の意見としては、ヨーロッパのように芝生の長さをもう少し長めにして、クッション性のいい馬場を目指した方がいいと思います。イメージとしては夏の札幌、函館のような馬場ですね。
小生は一競馬ファンとして、スピーディで、レコードがたくさん出ることよりも、多少時計がかかっても、強い馬が無事に走り、より高いレベルの馬達同士でレースが行われることの方が望ましいと思っています。
多くの競馬ファンの方達も同じような感想を持っているのではないでしょうか。
「無事是名馬」という言葉があるように、故障しないのが名馬なのでしょうが、競走馬が故障しない状況をつくることにより、馬を守り、「名馬」を送り出すのも競馬主催者の責任なのではないでしょうか。
現状のように、強い馬が次々と故障し、その結果、ふるいに掛けられ、故障せずに残った馬だけが「名馬」だと言うのではあまりにも悲しく、虚しいです。
何はともあれ、馬場も傷みやすく、馬も筋肉が硬くなりがちな季節でもあるので、すべてのレースに参加する馬達が、故障せずに競走生活を長く続けられることを祈ります。