(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

さらに今さらながらセントライト記念レビュー

こちらも菊花賞に向けて重要なトライアルなので、レビューを書いておこうと思います。
もう明日は週末の出馬表が出ますが。。。
 
ヤマニンエルブが大逃げする展開。
しかも1000m通過が58秒9は、2200mのレースとしては相当なハイペースです。
従って、後続のグループは去年のエリザベス女王杯のように”ハイペースだと思っていたが普通のペースだった”のではなく、普通か、やや速め位の追走だったと思います。
ペース判断に非常に長けている武豊騎手が比較的前目で競馬を進めたこともそれを物語っています。
それで逃げ馬がこのペースで走ったら普通はつぶれるところですが、ヤマニンエルブは上がり3Fこそさすがに37秒0と時計を要しましたが、走破タイム2分10秒台で走ったのですから、大したスタミナです。
では菊花賞でどうかですが、小生は通用しておかしくないと思っています。
前々走も2200mでしたが折り合って、貯めて逃げていたので、単なる暴走馬(?)ではないと思います。
血統的にも父は菊花賞ナリタトップロードを輩出したサッカーボーイですし、走るフォームも大きなストライドで頭を下げて走っているので、長距離向きだと思います。
ただ本番はダービー上位組も含めて強い馬も出てくるので、そうした相手関係と、あとはスンナリ逃げさせてもらえるかどうかにかかっています。
 
2着馬のコメントを先にしてしまいましたが、そのヤマニンエルブを最後にクビ差かわして勝ったのはクォークスター。スタートが悪かったこともあり後方から2頭目という、お世辞にも良いとは言えないポジションで運びました。
しかし4コーナーで大外を回って追い上げ、上がり3F34秒ジャストという猛烈な脚で伸びて、最後にクビ差かわしたところでゴール。こういうレースは馬群がバラけ、どちらかというと先行~好位馬に有利なことも多いのですが、それを後方から2分10秒9の時計は非常に優秀です。
天皇賞に出てもいい競馬ができるレベルに達していると思います。
しかし、こと菊花賞に向けてという意味では、父がアグネスタキオン、母の父ヘクタープロテクターという血統からは、向いているとは言えないと思います。
従って、この馬は天皇賞に駒を進めて欲しい、というのが1競馬ファンとしての願いです。
 
3着はアロマカフェ。もともと休み明けを苦にしない馬だとしても、このペースをまともに追いかけての3着だったので、力は出し切っています。折り合いが非常に良い馬ですし、菊花賞でもそこそこ期待できるのではないでしょうか。
 
飛んで5着にダークシャドウ。勝ちに行く競馬でやや強引だったかもしれません。
但し本番では距離実績があるので、こちらを抑えていこうと思います。
 
小生の本命、1番人気のゲシュタルトは14着。前目の位置通りでした。
速いペースを前で追走したにしても、負けすぎです。
休み明けで体調が整っていなかったのでしょう。
自走どうなるかは不明です。
 
ヤマニンエルブの大逃げでした、2番手以降も僅差でした。
そういう意味では、馬の実力がほぼ反映されたと伝えていいレースだったのではないかと思います。