逃げたのはケイティラブですが、ペースは開幕週のスプリント戦としては遅かったと思います。
しかし、意外に後ろから来た馬で決着しました。
勝ったダッシャーゴーゴーは道中は中団から。
４コーナーで一気に仕掛けて先頭に立ち、そのまま押し切るという強い内容でした。
前走は不利があっての敗戦だったので巻き返しがありそうではありましたが、強い勝ち方でした。
但し、開幕週であることと、同日の１４００ｍ戦のタイムと比較すると、ちょっとタイムが平凡かと思われます。
従って、ダッシャーゴーゴーはこのメンバーでは勝てても、本番につながるかどうかは？です。
またいつものことですが、この馬、かなり内にササります。
そのうち斜行と認定されそうなのが気がかりです。
２着は香港からの刺客、グリーンバーディ。
前に行くのかと思いましたが道中はやや後方でした。
４コーナーでもまだ後方。
しかも直線はごちゃついて、すぐには追い出せない状況でした。
それでも馬群を割って、このペースで後方から伸びて前に迫りました。
休み明けで、５９ｋｇを背負ってのものであることを考えると、相当に強い競馬をしています。
スプリンターズＳでは間違いなく上位争いをするでしょう。
３着はサマースプリントシリーズ制覇がかかったメリッサ。
道中うまく流れに乗れて、直線もほぼ不利なく来れたと思います。
この馬の力は出し切っていると思いますが、やはり平坦コース向きと言う気がします。
４着は２番手からヘッドライナー。
休み明けとはいえ、このペースならもう少し頑張っても良いのでは？と言う気がしました。
この馬も平坦コースがベストなのでしょう。
しかし次走叩いての上積みは期待できそうです。
５着は小生の本命タマモナイスプレイ。
初めての１２００ｍ戦だったのでついて行けるか心配でしたが、それは杞憂に終わり、むしろ掛かり気味でした。手応え十分で直線を向きましたが、最内で馬群をうまく捌けず、追い出しが数秒遅れてしまいました。
これはスプリント戦としては致命傷ですが、なんとか５着に入りました。
今日の感じからすると、１２００ｍは向いていそうですし、この相手でも十分やれそうです。
もしスプリンターズＳに出てきたら、大穴として１票投じる価値はありそうです。
１番人気のスカイノダンは６着。
大外枠と言うことでもあり、外を回らざるを得ないため、不利でした。
それ以上に痛かったのは、前に壁が作れず、掛かり気味に飛ばして行った影響が大きそうです。
そんな競馬でも６着と言うのは、ある意味立派ですが、Ｇ１という話になると、ちょっと足りないように思えました。
前述しましたが、あまりレベルの高いレースではなかったと思いますが、２着の香港馬グリーンバーディの強さは目立ちました。
スプリンターズＳでは目が離さない１頭です。
